『星を継ぐもの』
『星を継ぐもの』1巻 J.P.ホーガン原作 星野之宣(小学館)
おそらくSFの名作(すみません、原作は読んでいない)である原作を、星野之宣氏がコミカライズ化。
原作があろうがなかろうが、さすがは星野之宣。見事に星野之宣のマンガになっている。
2050年代。夢の新エネルギーで生活が安定した地球。人々は安心を手にしたことで、紛争はなくなった。国連が世界中の軍事兵器を買い取り廃棄したことで、現在の地球は戦争が全くないきわめて平和な世界となっている。
そんな時代。
月で発掘されたものが世界中を驚愕させる。
それは宇宙服を着た人の遺体。ただしそれは5万年前のものであった。
この遺体の調査を依頼された異端の科学者である主人公と、生物学者。そしておそらく強引に調査に参加した国際平和委員会の1人。遺体の調査、さらなる月の調査は、さらなるなぞへの扉にすぎなかった。
ということではたしてこの先どういうストーリーが待っているのか。実に楽しみな第1巻。
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