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2011年5月

2011-05-15

山梨みやげ。

実家からもらった山梨みやげのワインフィエルモン。フルーティーでおいしい。
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2011-05-08

『回思九十年』

『回思九十年』白川静 平凡社
前にヨシムラ先生からお薦め頂いた本書。私の履歴書など、「漢字」に一生を捧げた白川静氏の記録。私の履歴書など、ということで、先に手を出したのは中村元氏、梅棹忠夫氏、梅原猛氏との4人の私の履歴書を日本経済新聞社の文庫版を手に取ってしまったのだが、本書はその私の履歴書などの白川静氏のみの記録をまとめた1冊。

深い。本当に白川氏の一生は深い。
ドラッカーもまた、その一生は深い。
90年という生涯をただただ同じテーマに捧げた人生の深さ。
その大きさ、深さにはただ頭を垂れるしかない。

圧倒された1冊。

『これからの「正義」の話をしよう』

『これからの「正義」の話をしよう いまを生き延びるための哲学』
マイケル・サンデル 鬼澤忍 訳 早川書房

べたですけどね。読みました。知り合いの方が「結構、おもしろいです」といっておられて、なるほど、と。
1つ1つの章が短くて読みやすい。考えさせられる箇所も多々。大学の授業という意味で、この授業を通じて哲学と触れることができるのはありがたいだろうな、と思う。入門書として、まさに現在にぴったりの書であったと思う。
10代後半に読んでおくとその後の人生が深みを増すんじゃないかな。

2011-05-07

『百年の孤独』

『百年の孤独』G・ガルシア・マルケス 鼓 直 訳 新潮社
藤谷治さんが講演で「壮大なほら話」と確か言った。
気になって買った本作。ノーベル賞作家であることは後で知った。無学である。

マコンド。架空のこの村を舞台にこの村と運命をともにしたブエンディア家の盛衰を描く。
その村はブエンディア家のはじまりとともにあり、そしてブエンディア家の消滅と共に消滅した。何代にもわたるブエンディア家の物語。さまざまな生き死にを繰り返すがどれもどこか似通っている。特に男たちは何種類かのパターン化された人生を送る。中にはその中でも強烈な生涯を送るものもいるが、幼き頃、若き頃、熟年時代、老いの時代。どこか似ている。そしてそれはみなどこか哀しい。

何が学べる、という本でもないと思う。そして何か深く刻まれるような場面も特にないと思う。まさにこの本そのものが「蜃気楼」のような印象を与える不思議な一冊。

『くすぶれ!モテない系』

『くすぶれ!モテない系』能町みね子 文春文庫

知り合いの方のおすすめ。
CanCamやViViを読めないすべての女子に捧ぐ-とある。
モテないことを自覚し、それでもそれを気にせぬそぶりで生きている負け犬といわれるほどばりばりのビジネスマンでもなく、かといって完全に女を捨てきったわけでもない、そんな私にしてみるとなんとも好ましい女性の姿を自嘲的に描いた一作。
愛すべきモテない系女子の姿はとても楽しい。
願わくばそのままモテないままでいてほしい。といっても全くモテないのではなく、男性経験もそれなりにあったりする。でもそんなにモテるわけではない。なんとも素敵。

モテない女子はもちろん、そんなモテない女子が好きな男にも楽しめる一冊。

2011-05-04

松之助でオレンジケーキ。

マンガミュージアム後、松之助へ。
さすがに混んでたが席は一部、空いていた。

注文したはオレンジケーキ。
シンプルだけどおいしかった。
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山田章博展。

京都国際マンガミュージアムでやっている山田章博ー世界を生み出す魔法の筆ー展を見に行った。
スペースは狭かったが実に良い。ファリスの聖女の原画、素敵すぎる。
行って良かった。
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『ほたるの群れ1』

『ほたるの群れ1』向山貴彦 幻冬舎文庫

つづきものなので印象だけ。
中学3年生の少年、高塚永児。彼の家庭はもはや「ごく普通の」とはいえなくなっている。
しかし崩壊しつつある家庭で彼は家族を愛している。精神的には限界を迎えつつある。
学校生活でも彼には悩みがある。勢いで1年生の時に告白をしてしまった(そしてふられた)所在無げな美少女・小松喜多見と3年間ずっと同じクラスなのだ。さらにはそれを知る友人・「会長」千原行人にそのことをいじわるくからかわれ続けている。
喜多見は、たまたま見てはならない場を通りかかったため、「会」と呼ばれる集団に命を狙われる。
「会」。その集団の背景は謎である。人を殺すことになんのためらいも持たない殺人集団。
ついに会に拉致された喜多見。彼女はふところに携帯電話を隠し持っていた。唯一、助けを求められる相手。それは永児。だけだった・・・。

という話。文体は読みやすく、キャラクターもわかりやすい。
1か所だけ、どうしても耐えられない場面がある。まあ、私だけだろう。
なんせこういう展開なんで、むごたらしいシーンというのはあるよね。

本書は「エブリスタ」というDOCOMO向けの携帯サイトで連載されている作品を大幅加筆修正したもの。

つづきが楽しみ。

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