『琉球歴史の謎とロマンその一』
『琉球歴史の謎とロマンその一 総集編&世界遺産』亀島 靖 沖縄教版
沖縄県立博物館・美術館を訪問した。しかし携帯電話が圏外。さすがに仕事上まずいだろう、ということで博物館をざっくり拝見後退館。でも情報をもっと知りたかったのでミュージアムショップで一番、沖縄のことをざっくりわかりそうだった本書を手にする。
全体として、著者の推測の域を出なさそうな部分が多々見られる気もするが、タイトルである「謎とロマン」という意味ではまさに双方を感じた良書。まさに名が体をあらわした、ということで。風水信仰の強い沖縄なのに、なぜ首里城は南ではなく、西を向いて建てられたのか?という疑問はなるほど、と思うし、倭寇と琉球王朝との関係の謎とかも興味深い。総体としてとても面白い1冊でした。
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