『やらなくてもいい、できなくてもいい』
『やらなくてもいい、できなくてもいい 人生の景色が変わる44の逆転ルール』
四角大輔 サンマーク出版
恐らく自分では絶対に買わない類の本のタイトル。
縁があって購入。
著者はデビューしたばかりの平井堅に注目し続け、ケミストリーや絢香をプロデュースした人。
現在は会社を退職し、ニュージーランドに移住している。
もともと小学生の頃はいじめられた経験のあるという著者だが、その地域でも評判の厳しい野球部にいて、さらにチーム一丸となった厳しい特訓の末に軟式野球の全国大会で優勝した経験を持つ。高校卒業後にはアメリカに留学し、治安の悪さでは有数の地区にあえて移り、その地区の学校で入部した野球部でも阻害されている中でがんばり、ついにはチームとの連帯感を得た。いじめや引っ込み思案な性格と野球への打ち込み。「やることリスト」ではなく「やりたいことリスト」の作成。就職後はやりたいことしかせず、飲みにも行かない(行けない)仕事後のつきあいの悪さ、不器用さで会社でも浮いている存在だったが、やりたいことだけをやる、逃げ場をつくる、そういう働き方で失敗を重ねながらも大きな成功もいくつか体験する。そんな人の人生訓。
今の自分が読むのにぴったりの本だった気がする。逆に今じゃなかったら、大した本とは思わなかったかもしれない。偶然とは凄い。
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