2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

メインサイト

« 昨日は焼き肉。 | トップページ | ありがとう、ウコンの力。 »

2010-01-13

すびばせんねぇ。

新春、二代目・桂枝雀の回想番組を見た。落語に関心はあるが機会を捕まえられない。たまたまテレビをつけてやっていたら観る程度。
桂枝雀も名前は知っていたが、その程度。
記憶に残ったのは「かぜうどん」。観ながらアニメ「機動警察パトレイバー」に出ていた飛行機が苦手なハイジャック犯・猫渡銀次のモデルは桂枝雀なんだなあ、と思う。雰囲気や「すびばせんねぇ」の口癖がそっくり。(猫渡をwikipediaで検索したら演じられた吉村ようさんは38歳で亡くなられていた…)
桂枝雀は座布団の枠から出ない限界ぎりぎりで勝負した人だそうで、確かにとても大きな演技をされる。仕草も滑稽で特に酔っぱらいの演技が楽しい。師匠の米朝を除いてただ1人、寄席を満席にできる人だったそうで。
と、ここまでは観た記録。wikipediaで検索したらうつ病にかかり1999年に自殺を図り、そのまま息を引き取られたとのこと。59歳。とても研究熱心な方で、中島らもから「笑いを理論的に追求するのは、精神衛生上よくない」と心配されていたらしい。自殺の際に残された紙片に自分の追求し続けた60の演目を行う前代未聞の独演会の構想があったというのもまた悲しい話である。小さい頃から勉強熱心で高校は主席入学、神戸大学に入学するも「大学がどんなものかわかりました」と1年で退学。英語も得意とし、80年代に通った英会話学校の先生の協力を得て英語落語を確立し、アメリカなどで高座を行ったとのこと。
最初にうつ病になるまでは家ではとても寡黙だったが転院した最後の病院で、休養の大切さと、辛いことをみんな話してしまいなさい、と言われたことに吹っ切れ、努めて明るい自分で居続けることで明るい自分を自分にしようとされたとの話もあった。たぶんあまりに生きることに一生懸命な人だったのだろう。

知れば知るほど、すごい人だなあ、と感じさせられる。
観た番組はチャンネルを回していて見つけたのだが、もっとちゃんと観たかった、と激しく後悔。

« 昨日は焼き肉。 | トップページ | ありがとう、ウコンの力。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105683/47280644

この記事へのトラックバック一覧です: すびばせんねぇ。:

« 昨日は焼き肉。 | トップページ | ありがとう、ウコンの力。 »

最近のトラックバック