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2010-01-20

私の中の「壮大」(漫画版)

昨日、壮大な漫画を渇望していた際に、壮大について考えた。
恐らくうちにある漫画で一番でかいスケールの漫画は『銀河英雄伝説』道原かつみ・徳間書店。しかしあれはキャラクターがちっちゃい。
諸星大二郎もちと違う。
たどり着いたのは山田章博『ロードス島戦記』四国を多少でっかくした程度の島を舞台にしたサーガだから面積は小さいのだが、1人1人の人間が大きい。特にクライマックス。魔神王に腹を貫かせた剣に皮ひもを結んで奪い、腹に刺さったままその持ち手をベルドに示し、自分ごと魔神王を貫かせたフラウス。薄れる意識の中、信じてきた至高神を叱咤する。大いなる至高神の手が現れ、魔神王とフラウスを覆う。この見開きの美しさは今まで読んだ漫画の中で一番荘厳で圧倒された。
結局、私にとって壮大というのは長さでもスケールの広さでもなく、迫力?
あの極めて白い見開きの壮大さを上回る作品を知らない。とはいえ、昨日は読まなかったんだけど。

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コメント

よし、じゃぁここは『惑星のさみだれ』を推してみよう。
舞台設定は実にローカルなんだが、物語としての奥行きは実に壮大。
コマ割の構成などで、実に見せる描写な所もお薦めだ。
難点は、現在8巻で未完の点。

う~ん、気になる…と思ったら未完かよ(苦笑)

そんなあなたにファイブスター物語…
って私を引き戻したのがsheepさんでしたね失礼w

あ。
エリア88は?

たこすけさま。
そうです。そうなんです。
でも、あれも1人1人のキャラクターがいささか小さい気がして。

翔風さま。
エリア88ですか?恥ずかしながら読んだこと無いですね。壮大ですか?今度、ブックオフとかでさがしてみます!

エリア88はいいですよ
「ああ、俺の部屋の電気を消しておいてくれ…」
のエピソードはグッときます

ほほお。近々、古本屋でまずは立ち読みを・・・。
ありがとうございます!

Will it be nice if we have a live debate on your blog posts?

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