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2009年12月

2009-12-31

よいお年を。

ああ、今年ももう終わろうとしている。
それなりに充実しながらそれなりにもやもやした実に私らしい一年だったと思う。
私はたぶん、死ぬまでもやもやした一生を送るのだろう。

来年も素敵にもやもやした1年でありたいと思う次第です。

既に宿題は山積み。上下巻が2セット。単品が数冊本棚に積まれている。
心の本棚には読みたい本も何冊か。がんばれ、来年の俺。
手塚治虫の「ブッダ」や「ブラックジャック」や「火の鳥」も読みたいね。
他にもしたいこと、何年来の課題がある。やらねば。
そしてもう少し金も貯めろ。
んで、どうでしょうDVDもそろえろ。モヤモヤさまぁ~ずのDVDvol.1、7~9もね。
ということで、来年の俺、がんばれ。

ということで、みなさまもよいお年を。

旅日記。

ああ・・片付かぬうちに年が明ける。

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ということで、詳細はおって(やるのか?)、報告するとして、29日に恒例の旅に出た。
例によってモヤモヤした旅を計画させたら世界でも5本の指に入ると噂されるミヤモトシンタツアーズで。何せ、花見に行ったらすでに散ってる、紅葉狩りに行ったらすでに茶色く変色している、見るべき場所もなく、歩き出したら歩き通し、うまいものを食べるでなく、怪しい看板を見つけたらその土地の売り物よりも熱心にシャッターを押す、そんなツアーである。さらに宿泊旅行だと、宿泊先はもちろん野宿。仮にタレント連れでも防寒対策なんて用意しない、そんな素敵な旅行社である。そのくせ、時刻表で電車のチェックは怠らない。それ以外は行き当たりばったり。もう私はこの企画力にメロメロである。

そんなメロメロな旅行の企画者、小粋なミヤモトシンタ氏の先導で気ままな日帰り旅行。
今回の目的地は、(たぶん)行ったことが無い、ということで兵庫県の真ん中付近。
まず「新宮」というのがついているという安易な理由で「播磨新宮」。次になんか名前が有名そうという安易な理由で「佐用」。さらに何にも無いならという安易な保険のためになんか道の駅があるらしい、という智頭急行の平福へ。当然ローカル鉄道なんで、1時間に1本なんてのが当たり前。しかしそこはミヤモトシンタツアーズ。時刻表の管理はばっちりである。

集合時刻は7時15分京都駅中央改札。ということは6時過ぎに家を出る予定。
・・・寝坊した。起床は6時30分。タクシーを呼び、着替え、とにかく急いでJRの最寄り駅へ。いつも酔っ払って乗るので値段の感覚なかったんだけど、結構するねー。
しかし、京都駅には7時20分頃着。なんとか予定の電車に乗れた。すまん、ミヤモト。

姫路まで新快速で。姫新線に乗り換えて播磨新宮へ。
着いてしばし。「あ、俺ここ降りたことあるわ」とミヤモトシンタ氏。「このパチンコ屋、なんか記憶にある」ということで彼のガイドで謎の山へ。重ね岩と烏岩という2つの岩があるらしい。山の途上にはなぜか四国八十八箇所があった。しかし、我々の逆打ちで確認したところでは正確そうなのは85番から88番あたり。それ以前の番号は「~番千手観音」とか「~番普賢菩薩」とか、かなり適当な感じ。でも四国まで行かなくても八十八箇所めぐりできるというのはなかなかなもんですな。頂上近くに重ね岩と烏岩。要はイワクラ。どうもイワクラからは逃げられそうに無い。そして頂上には連邦の新兵器。

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これでソロモンも壊滅できる。
正体は貯水関係のなんかだったらしい。詳細は忘れた。
しかも夜はライトアップするそうで、ますますソーラーシステムっぽい。
発射後のビグザムの反撃が怖い。

播磨新宮は結構面白かった。続いて佐用。しかしここは駅前の大銀杏以外は駅近くに見るものは無い。物悲しい駅前の音楽を聴きながら1時間ほど智頭急行を待つ。
隣駅の平福へ。この平福の駅は駅百選に選ばれているそうである。宮本武蔵の生誕の地であり、池田輝政の甥が雲つき城という天にも届こうかという壮大な城を五年をかけて作ったのに、おじさんがその威容に恐れをなして取り壊させたという。今でも山の上には城跡が残り、平野にも石垣が残る。おじさんの配慮が無かったらあるいは今、名所として残ったかもしれない。
駅前の道の駅ひらふくで一服。食事はとろろ定食としかコロッケ。しかコロッケは塩をかけるとおいしいとの店員さんのアドバイスを守り、食す。確かにうまい。コロッケと塩って合うんだねえ。
名所を数箇所回る。ここは水郷の町のようで、整備された川沿いを歩くと心地よい。
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この町も当たり。しかし花見のシーズンが楽しそう。当然のように今、見る場所も無く。
水曜どうでしょうの絵葉書の旅を思い出す。「今、じゃなかったねえ。」がっかりだ。

そして佐用。電車の待ち合わせの関係で90分ほどぶらつく。
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この町の刺客はこの神社。最初の写真の階段の急さに「どうする」などとためらっていたのだが、この階段だけなら・・・ということで登りだす。しかし、第二第三の刺客。この階段も段差がかなり急なのだがその先にはだらだら続くもう少し浅い段の階段がえんえん続く。
ついた頃にはへとへと。そして「熊出没注意」の看板。あちこちには鹿っぽい糞が点々と。『「鹿でした」で済みたいところだ」などといいながらふらふら。本殿は意外なほど立派。
しかしま、観るところもあまりなく、あとは駅で30分ほど待つ。

それにしても。佐用、平福には「がんばろう、佐用」ののぼりが目立つ。そりゃあこんな場所なら町おこしも大変だよなあと思っていたのだが、このメッセージはたぶん水害が理由。
まだまだあちこちに水害の爪あとが残っていた。壊れたままの欄干。えぐられた道路の整備。その恐ろしさは未だに感じられ、二人でしばし呆然とさせられた。

特に平福。良い町でした。春になればもっと良い風景だと思います。みなさんぜひ行ってみて下さいね。

ミヤモトシンタ氏のブログ-ひねもすキョウトstyle

なお、「詳細は追って」とか書きながら詳細を書いちゃったんで、あとは気になる写真をぼちぼちあげることになろうかと(あげるのか?)。

12月27日。

ゆおさん、よへさん、りえこさんが遊びに来てくれました。
詳細はゆおさんとみるもりさんの日記を参照クダサイ(手抜き)。

ゆおさんのページ-月とチョコレート
みるもりさんのページ-うっかり日記

しかし、ほんとみんないい人たちだなあ。

個人的に恥ずかしかったこと。直前にみるもりさんのアップルパイに添えるアイスを買いにスーパーへ。その途上、前日の忘年会で酒漬けになったコートやらスーツやらベストやらを無理やり詰め込んだバッグでクリーニング屋さんへ。横断歩道が赤になりそうなので走って渡る。「マフラー落としましたよ!」と声が。でも自分はしてる。「マフラーらしいものが落ちましたよ!」と声が。車のドライバーさんとその奥さんが指をさしてくれた方向には・・・。スーツのズボンが落ちてました・・・。慌てて取りに行ったら、その向こうにはゆおさんたちご一行。どうも私だと気づいてなかったらしい。いや、しかし恥ずかしかったです。

みるもりさんのアップルパイ、ケークサレでおもてなし。
こんな人たちといつまでもお互いに行き来できるような関係が持てたらなんとも素敵です。
みるもりさん、良いサークルを出たね。

どうかみなさんこれからもよろしくお願いします。

2009-12-30

こええ。

漫画といえば紙。
流行のチェックはテレビや雑誌。
まだまだそんなもんだと思ってた。

でもだんだんと最近、違うんだな、と感じられるようになってきて怖い。
web2.0世代?さとなおさんが確かそんなこと書いてた気がする。

なんだか明らかに感覚が違う。怖い。

何があったわけでもないんだけどね。

2009-12-28

このドアって。

このドアって。
開けるの大変そう。梯子の上って…。浸水対策か、電車から入るからか。

一昨日の公開講座。

廣瀬純氏による連続公開講座GARDEN現代思想講座第3回は最終回。
ドゥルーズ、ガダリによる『アンチ・オイディプス』再入門を大枠とし、結果としては予告にあったビル・エヴァンス、クリント・イーストウッドの話はあまり出ず、セロニアス・モンクの話はそれなりに、ゴダールの話はかなり出た。
最終回はゴダールの「アウア・ミュージック」をあらかじめ観てから、ということだったのだが、先夜の忘年会の疲労で寝坊し、映画はおさぼり。
最終回はユダヤ人倫理学者でもあったレヴィナスが、映画とは相手を正面から撮ることが大事であると主張したことから始まる。ここからは廣瀬さんの解釈を私なりに解釈した内容。哲学はプラトン、ハイデガーなどを中心に個々の人間を集団として捉えることを基本としてきた。だが正面から相手を認識しさえすれば、例えば相手を殺そうとも思わないのでは無いか。ユダヤ人でもあるレヴィナス。ホロコーストを意識して集団としてのユダヤ人を殺害するという考え方を個の人間一人一人を認識できれば回避できたのではないかと考え、あるいは衝動的に恋人を殺害しようとしたとき、改めて相手を見つめることで相手を殺すことをためらうのではないか、という話であればその彼の考え方はうなずける。しかしもちろんそれは一面的な話でしかない。
ゴダールがそのレヴィナスの考え方を否定し、焦点をあてる相手が第三者と対話するその背中こそ、リアルであると考えた。その方が集団の中の一人、という意識の上で確かにリアルである。つまり自分が注目したい相手が常に自分を見てくれているわけではない、という意味なのだが、これは赤ちゃんは自分におっぱいをくれる母親は自分だけのものではなく、母親の背中の向こうに交わる父親の姿を見てしまう必然が伴われる。
このエディプス(オイディプス)コンプレックスにおける母親のように、焦点をあてたい相手が常に第三者に奪われたくない存在ばかりでは無いからこそ、本講座の主題である『アンチ・オイディプス』というタイトルに落ち着いた、という私の解釈が的外れでないのであればこの講座はとても興味深かった。
講座後、講師との懇親会が開かれた。廣瀬さんが「アウア・ミュージック」の中でセルビア人とクロアチア人の対話に加わっていたネイティブアメリカンらしき人物がどういう象徴だったのか、単純に抑圧されてきた民族の象徴として認識するのはありだが、それ以外の考え方はできないか、と話題を提供したのに噛み合わない参加者との会話がまさに流れと断絶を象徴するようでこれもまた興味深かった。
私は時間が無く途中で離席したのだが、ネイティブアメリカンは確かに抑圧されてきた民族ではあるが、抑圧した移民よりも成熟した精神を持ち、実際は移民よりも高位の存在として認識している。つまり、抑圧されてきたようでいながら自在に生きるまさに荒野の哲学者たちという印象もあり、加えて自然を征服しようとするヨーロッパの思想とは一線を画すより東洋的なあるいは自然そのものの象徴のようにも見え、東洋人よりもふさわしい完全な第三者としての位置付けで存在したのかもとも思えるが仮にその登場人物がネイティブアメリカンだとしても私はネイティブアメリカンの歴史や現在の姿にも疎いし、そもそもがアウア・ミュージックを観ていないのだからこれ以上何かを言えた立場では無い。

仕事やビジネス以外の純粋(?)な知的刺激の場は大学以来で、とても楽しかった。

2009-12-27

年末恒例。

年末恒例。
なんかブックオフに年末に行くたびにDVDボックスをいろいろ見かける。
今回はモヤモヤさまぁ〜ず2DVDボックス2〜5、それと6。年末年始に見るものが増えてしまった。

2009-12-26

飲み過ぎ。

昨夜の今年最後の忘年会は飲み過ぎた。
帰ったら明け方まで炬燵で寝入る。明け方入浴し、ベッドへ。つくづく二次会は行かない方がよいなあ、私は。

2009-12-25

寝坊の私的三要因。

夜更かし、酒、食べ過ぎ。特に深夜、漫画を読み出すとだめだね。

不毛なクリスマスイブ。

23日に第1話を観ちゃった録画した「不毛地帯」第2話、第3話を観てしまう。嗚呼、壱岐君…。
入浴後、講談社『シマシマ』第1巻を読む。そういえば私をビューネくん、と呼んでくれた女性も昔はいました(笑い)。痛い過去だ。
というわけで『モテキ』第1巻は身につまされて最初の方で読めなくなる。
そんな聖夜。
もちろんサンタさんは来ませんでした。
ああ、どこかのサンタさんが「おお、勇者sheepよ、お前に世界を半分やろう!」とか言ってくれないかなあ。ねえ、竜王様?いらないけど。

2009-12-24

適当クリスマスイブ。

適当クリスマスイブ。
40%オフのロブスターを買ってみたり。ハンバーガー、ビール、オニオンフライ、フライドポテト、サラダ。そんな感じ。
クリスマスリースは今日出した。

以上。

みなさんメリークリスマス。ホゥッホゥー!

『美を生きるための26章』

『美を生きるための26章 芸術思想史の試み』木下長宏 みすず書房
同僚が持っていた「なんという本ですか?」と問うとこの本。すごく薦められた。特に私が最近、芸術に関してもっと知りたいと伝えると、「それならぜひ」と。
作者の木下さんは横浜国立大学を退官された後、「土曜の午後のABC」という誰でも気軽に美について語り合う場を設けてきた。その第1期の内容をまとめたのが本書。
与謝蕪村、北一輝、ミシェル・フーコー。ラスコーの壁画、敦煌莫高窟、大乗(旧字)寺。ドン・キホーテ、マルセル・プルースト。さまざまな人、遺跡などを26個分の頭文字を揃え、美について考える。文章はわかりやすく、とても入りやすい。そしてとても真摯に向き合っている姿勢。
何箇所か思わず涙が出た箇所がある。イエスのこと。ゴッホのこと。尹東柱のこと。個々の興味深い内容について書きたいことがあるが機会があればいずれ。
5,000円という定価には少しびっくりしたけど、でもその価値は十分に感じられた1冊。

2009-12-23

朝食はペンネとニョッキ。

朝食はペンネとニョッキ。
ニョッキはみるもりさんお手製。
トマト缶、オイルサーディン、ニンニク、クレイジーソルト、ブラックペッパー。オリーブオイルは香草漬けのもの。
なかなかなお味で。

2009-12-21

落胆後。

落胆後。
開店したばかりのMalasada Cafeで気を鎮める。マラサダシナモンはあっさりしていて悪くない。

まぬけ過ぎる。

戸籍謄本をとりにもよりの市役所に行ったら本籍地が滋賀県で取れなかった。
滋賀県が好きだから、というお馬鹿な理由で本籍地を変えなかった当時の自分の頭を張り倒したくなる。

2009-12-20

今シーズン初しるこ。

今シーズン初しるこ。
朝はお雑煮も。
餅は良いね〜

2009-12-19

今夜の酒

大学の先輩が作ってもらったという特別な泡盛・萬虎。

2009-12-18

『内部統制の知識』

『内部統制の知識』〈第2版〉町田祥弘 日経文庫
まあ、この手の本は「読んだ」としか書きようも無く。
職場で「内部統制について勉強した方がよい」と言われ、手頃そうな本書を手にとる。意外なほど充実した1冊。
本書だけでも概要は十分理解できると思う。
導入するならもっと本格的な本が必要だろうが、一般にはこれで多分十分。
経緯、概要、日米の制度の違い、問題点まで。

昨日の寝坊の原因。

目覚ましが遅く起床の前日のままでした。なるほど。

昨日の空。

昨日の空。
寒さで冴え渡る。
今日もこんな感じかなあ?

2009-12-17

寒い。眠い。

この冬一番の寒気が日本列島を覆った朝。
寝坊した。やはり1:30前後に眠ると起きられない。1時だと起きるのだが。この30分に何があるのか。

2009-12-16

深夜に。

終電で帰宅し、入浴後のほてりをさますために『ふたつのスピカ』最終巻再読。数十ページ読み進めるごとに泣く。
32歳の男が、やることじゃあねえよなあ。
しかし、おそらくシュウっぽいうさぎさんと話すあの少女は、あすみがペットボトルロケットを作ってあげた女の子だろう。いいなあ、こういう流れ。うさぎさんが今度はあの子を宇宙に連れていくのだろうか?
こういうベタな展開をする作者の柳沼行さんが好きである。

LUSH LIFE

出町柳を経由して通学・通勤してきたのにはじめて行った駅前の小さなジャズ喫茶。素敵なお店だった。
また行こう。
インド風チキンカレーにさつまいもが入っていたのは少し謎だけど。

年に2回の歯医者さん。

定期検診です。
少し出血しているけど一時的なものだろう、ということで何より。ただ次回悪化してないように、とのこと。まあ、良かった。
半年に1回の歯科衛生士さんとのご挨拶って感じかなあ。

2009-12-15

二次会。

二次会。
河原町錦東側のBAR5にて。まあ二人である種の打ち上げ的に。
外観からはわからないけど結構雰囲気の良いお店。
また行こう。

飲み会多し。

今月は6回。ちょっとなかなか近年無い数字。
既に3回終了。昨日今日は連チャン。少ししんどい。病み上がりだし。
風邪薬を飲んでた先週は落ちやすく、ハイになりやすかった。まだ今週も引きずってる気がする。

2009-12-14

アニメ化ぁ?

森見登美彦氏の作品がアニメ化される、というと多くの方は「ああ、『夜は短し歩けよ乙女』ね。」と思うに違いない。あるいは、「高畑勲による『有頂天家族』か?」とか。(少なくとも私はそう思った)
それが、なんとあの一番男臭い『四畳半神話大系』をあの中村佑介キャラクターデザインによってアニメ化とは。ノイタミナということなんでこれは現実のことなのだろう。なんとまあ。
さすがはノイタミナさん、やるなあ。

四畳半神話大系-公式ページ
森見登美彦氏のブログ-この門をくぐる者は一切の高望みを捨てよ

『ふたつのスピカ』

『ふたつのスピカ』柳沼行 メディアファクトリー
少し前に読了。この漫画、読み出すと家にあるだけ読んでしまう。絵柄からは想像できないんだけど、面白い。とても。絵柄からは想像できないくらいに人が死ぬ。悲惨な話も多い。何せ、日本初の国産有人ロケットが墜落した街が舞台の1つだから。主人公・鴨川アスミのお母さんはロケットの墜落で重体に。全身を包帯で包まれたまま、植物状態のまま、数年を生き、亡くなる。お父さんはこのロケットの製造に携わり、墜落後は、被害者のお宅を周り、賠償などを行う係りを押し付けられてしまう。墜落のせいで、左手に痛々しいやけどを負ってしまった少女。設計から外されてしまったことを強く恨む元設計者の宇宙学校の先生。この世に未練を残し彷徨う元宇宙パイロットの幽霊。この幽霊のことを今も思い続けるアスミの担任の先生。原因不明の病に犯される少女。そして彼女とそっくりな数年前にこの街にいた少女。同じ病で母親を失い、しかもこの母親を見捨てた父親に育てられた少年。墜落の被害者の会に巻き込まれてしまった少年。そんな重いエピソード盛りだくさんなのに、あの絵。そのギャップは凄い。でも本当に面白い。
やはり暗い面も持ちながらも天然で必死に夢を追い続ける主人公・鴨川アスミの存在がとても良い。
同時期に同じくNHKでアニメ化されていた『プラネテス』のような宇宙の描写は無いが、宇宙学校の入学試験とかはアニメ版プラネテスの閉鎖空間試験によく似てたり、水中での訓練とかも似てる。訓練学校の科目はとても克明で興味深い。両者の時代設定は数十年の差があり、プラネテスの方がより未来なんだけど、ふたつのスピカの宇宙の描写のあっさり具合からも両者がまるで裏表を描いているようで興味深い。宇宙のプラネテスと地球のふたつのスピカ、という意味なんだけどね。

とにかく、随所に散りばめられた叙情的なシーン。これらのべたべたな感じもするそれぞれが実に泣ける。1冊ごとに泣いた、気がする。それくらい良かった。

2009-12-13

昨日の話。

結婚保証人をお願いした元同僚の方と、みるもりさんと3人で呑む約束。
昼間は先週と同じ公開講座。今回はセロニアス・モンクをクリント・イーストウッドがまとめた映画「ストレート・ノーチェイサー」を午前中に観て、午後講義。昼はcocon烏丸のオーバカナルで昼食。本日の日替わり肉料理はポトフ。お肉は固めだけど、粒マスタードがおいしい。
午後の講義。前に読んでいた講師・廣瀬純さんの本『美味しい料理の哲学』をなぞるかのように講義は続く。「折り紙」をたとえとする生きもののこと。そしてテーマの中心は『アンチ・オイディプス』。今回は霧が晴れるようにすっきりと拝聴できる。おもしろかった。みるもりさんが、「今回は3回分の価値があったね」と言う。確かにそんな感じ。

軽く四条界隈で買い物後、烏丸丸太町で保証人のIさんと合流。近所のできたばかりのモツ鍋屋さんへ。
呑み始めたところで新客。これが、今の職場の同僚で同じく保証人になっていただいたKさん。びっくり。そして4人で職場の話で盛り上がる?。その後、Kさんが「いいよ~」と言っておられた平安女学院大学のイルミネーションを拝見。本当に良い。手作り感かな?特に前述のペットボトルのツリーはすごいと思う。なんだか学生時代が懐かしくなるほっとするひとときでした。

そして、帰宅。

2009-12-12

イルミネーション。

イルミネーション。
平安女学院大学にて。
手作り感が素敵。でもかなり規模が大きくてすごい。
イルミネーションって好きじゃないんだけどここのは手作りな感じがとても良かった。

2009-12-09

『この人を見よ』

『この人を見よ』ニーチェ 手塚富雄訳・岩波文庫
ニーチェが狂気に陥る少し前、自分と自分の論文について分析した作品。
「なぜ私はこんなに賢明なのか」など、精神を疑いたくなる章立てが多く、母国ドイツの国民性を否定する箇所も多い。最初は皮肉を織り交ぜた理知的な文も次第に熱を帯びる。
最初の方は「ああ、2ちゃんねるにニーチェが書き込んでたら、とことん馬鹿にされそうだなあ」などとつらつら思いながら読んでいたが最終章を読み出す頃にはかなり共感できるようになった。訳者の解説を読むうちにその共感はより強くなった。これは私が支えとなる宗教を持たない人間だからなのかもしれない。

隣人愛、現世での贖罪と来世の救済を求めるキリスト教を否定し、我欲、現世での幸福を肯定するニーチェ。とても健全な考え方だと思う。
まあその程度の理解なんだけど。
彼の文から伝わるもどかしさがなんだか、柄谷行人の『世界共和国へ』を思い出させた。書いている内容は全然覚えていないんだけどね。

この間、ジル・ドゥルーズの『ニーチェと哲学』を読んでいたとき、前学長のN先生に中身が全くわからないとぼやいていたらその論文の生まれた時代に生きていないとなかなか作者の言いたかったことを理解するのは難しい、と言われた。本書巻末の訳者解説やwikipediaを読んでなんとなく共感する助けとなったのだが、同じ時代に生きていない自分にこの解説やwikipediaが当時の空気を知る助けとなったと感じられ、おもしろかった。
加えて同時期に現学長のS先生から、解説本を読むより、作者の生の声をたくさん読むことが理解できる道だと教えられる。最近少しずつ哲学の本に触れだしたのだが、確かに回数を重ねることって大事。再読するよりいろいろな本を初読した方がいいんじゃない、というのもなかなか興味深い。さらに、哲学の本は人生について考えてる本が大半でそう読むとあまり面白い本でもないけど、文章とかについて考えてみるとなかなかに興味深い、というのもなるほどと思える。
奇しくも、二人の学長と哲学がらみの話ができたのはこのところの読書体験が与えたささやかな幸せというべきかも。もっと読まなきゃ。

2009-12-07

ふと気付いたこと。

「たまげた」って「魂消えた」がなまったものか?

流れと断絶

龍谷大学講師・廣瀬純氏を講師とする公開講座ガーデン「現代思想講座」を受講。初回はゴダールの映画「恋人のいる時間」を午前中に観て午後に講座。
映画は…よくわからん。断片的な話。映像や演出はやや過剰な気がした。女性の描かれ方はなんだか平板。とはいえ当時としてはよくできた映画だったのだろう。全体的な雰囲気は良かった。
午後の講座。
廣瀬氏は私のイメージと違い過ぎて戸惑う。でも人を引き込み楽しませる力量を感じた。主題はジル・ドゥルーズとフェリックス・ガダリの『アンチ・オイディプス』。ややこしい内容を実にわかりやすく話された。うんこと肛門、おっぱいと(赤ちゃんの)口について書いた本であると理解した。
しかし哲学者がエロい単語や下品な単語を口にしてもエロく(あるいは下品に)聞こえない特権ってあるよね。私が口にしてもエロく聞こえないと言われたこともあったがご存知のとおり私は哲学者ではありません。
人は講師が普通口にしない単語を口にすると思わず聞いてしまうもんです。その辺りも利用して引き込もうとしてそうな廣瀬氏。
次回はセロニアス・モンクとビル・エヴァンスをとっかかりとしてスタート。楽しみ。

2009-12-06

金曜日。

金曜日。
みるもりさんと合流して、ずっと気になってはいたイタリア料理屋さんで。二人で5200円のセット。
雰囲気もよくておいしかった。また行こう。

2009-12-05

ダークチェリーソースのアイス

ダークチェリーソースのアイス
フォートナム&メイソンでお茶。
このアイスを食べててヨーロッパ制覇の藤やんの「このデザートだけで日本なら1500円はするよぉ」というのを思い出した。
紅茶はフォートナムメイソン。香りが良かった。

2009-12-04

つ、つまらん…

名古屋でセミナー受講中。
これが本当につまんない。今のところは。
う〜ん…来た甲斐が無いなあ。
あくまで今のところは。

2009-12-01

まことに小さき国が。

坂の上の雲。
観ました。高橋是清役の西田敏行が良い感じ。
父親役の伊東四朗も。
本木雅弘の秋山真之がしきりに食べる豆がおいしそう。
映像やセットがすごい。
以上。

12月に敬意を表し。

カーディガンを着こむ。
昼間の気温は11月中旬並みらしいけど。

でも朝はやはり寒い。

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