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2009-06-21

『行動科学としての心理学』

『行動科学としての心理学』関口茂久・岡市広成 編著 ブレーン出版

先般『社会調査法入門』でも書いたとおりちょこっと授業に参加させていただいている。
その授業の過程で「行動心理学の視点で」というコメントを頂いた。wikipediaで検索してもいまいちぴんと来ない。ので、ブックオフでそれっぽい本を見つけて購入。

読んでいる途中で確認したら「スキナー箱」関連のことを伝えたかったとのことで、はずれではなかったらしい。本書の執筆者は編者2名を含む計6名。「行動の成立」「感覚と近く」「学習と記憶」「動機づけの成立」「知能と人格」「思考と言語」「行動の生理学的基礎」の計7章で構成されている。
かなりたくさんの図も引用されており、非常にわかりやすい。1987年初版と情報はかなり古いのかもしれないが、でもこれまでの歴史的な背景がかなりの部分ではあるので、あまり出版の古さは影響ないのかもしれない。
しかし人間というのは、つくづく残酷だなあ、と紹介される動物実験で思わなくもなく。動物だけではなく、子どもを使った実験もあって、その後の成育に影響はなかったんだろうか、と心配になる。

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コメント

行動主義のニュアンスをつかむための本でしたら、僕は『裸のサル』が、オススメです。それこそ古い本ですが、僕みたいな浅学者からすれば、ともすれば行動主義に傾倒してしまいそうなほど、わかりやすいロジックで、読みやすいです。でも、行動主義や連合学説に対する反論を併読すると、もっと面白いので、いまは具体例を思い出せませんが、思いついたら、また書き込みます〜。

shibataさん、ありがとうございます。
妻も読んでいたそうで、無知な私は恥ずかしながら名前くらいしか聞いたことが無かったです。
例によってばたばたですが、いずれ読んでみます。
ありがとうございます!追加情報もよろしくお願いします。

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