『社会調査法入門』
『社会調査法入門』盛山和夫 有斐閣ブックス
今、ちょこっと参加させて頂いている授業の教科書。
社会調査というか分析に興味があり、んで、SPSSというソフトを導入するという
話も有り、気になって無理を言って。
授業自体は入門編ということで、なんだか無邪気なムードに包まれている。
この本は逆に真剣そのもの(当たり前か)。
「量的調査」と「質的調査」などの社会調査の本質への問い。概念としての入門
から平均、確率などの計算手法。質的調査の意義など非常に参考になる。
とはいえ、計算方法は文系人間にはちんぷんかんぷんで読み飛ばしちゃったけ
ど、これはたぶん、実際使う段になることがあれば、そのときに復習すべきだろう。
最後には章ごとの参考図書まで掲載されているので、本当に入門書としてありが
たい。かといって、決して理論に振り回されるのではなく、著者自身の思いも
しっかり伝わってくる。とてもためになる1冊。
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コメント
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投稿: Aria | 2014-01-22 10:07