醜い人々。
朝の電車にホームレスらしき女性がたまに乗っていて、車両の臭いがきつい。
いつも困ったなあ…と思うのだが、しかしまあ、それはそれだけの話である。
今日。着物を着た女性が3人その女性の通路を挟んだ斜め向かいに座り、しきりに臭いと言っている。その発生源に気づき、嘲笑う。さらにその隣に気がつかずに座り、困った顔をしている人を見ては笑う。見たくもない光景だが、たまたま、その女性の前の席に座っていたので見えてしまう。というか、つい見てしまう。
その卑しい姿に不快になる。
降りる際に前を譲られて当然、といった風情で割り込んできたので無理矢理押し退けて降りた。一言、「卑しい方ですね、あなた。」とでも言いたくなったが、言葉にならなかった。
どんなに着飾り、容姿が人並みでも醜くなんていくらでもなれる。
改めてそんなことに気づかされた。
ああいう存在にはなりたくない、と思うが、私を見てそう思う人も居るのかもなあ。
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