『漢字』
『漢字-生い立ちとその背景-』白川静 岩波新書
先日、つげ義春の作品をお借りした先生が、「ぜひ読んでみなよ~」とおっしゃった白川静氏の作品。お薦めになったのはこの本じゃないんだけど、たまたま目に止まったので読んでみた。
・・・奥が深い。氏は字の研究にあたって、その文字を書くそうで。書くうちにその字の背景を知ろうとする。
新書というサイズではとても足りない情報。コンパクトな分、「ほんとかよ、それ?」といいたくなるくらいさまざまな文字の背景、成り立ちに関し論じられる。
「白川文字学入門書」と勝手に命名した。入門しちゃったので、引き続き、たまに他の本にもあたってみようかと。
« 刑事の現場。 | トップページ | 5時おき二日目。 »
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
« 刑事の現場。 | トップページ | 5時おき二日目。 »
漢字でしたら、武部良明『漢字の用法』もいいですよ。
「あう」一つとっても、会う、合う、遭う、逢う、遇うで違うということなど、明瞭な言葉で解説してくれます。オススメです :-)
投稿: shibata | 2009-02-10 02:04
ありがとうございます!
漢字、というか言葉の不思議は学生時代に民俗学に少し触れていて興味があります。ぜひお薦めの本も読んでみたいのですが、今はかなり目の前に気になる本が山積で・・・。いずれ読んでみますね。ありがとうございます!
投稿: sheep | 2009-02-11 23:47
Nice to find good content for once, I am getting tired of the continual drivel I come across on a daily basis, respect.
投稿: Kayla | 2014-01-24 06:45