メリークリスマス、モナミ。
クリスマス当日、あるいはクリスマスイブにクリスマスらしいことから縁遠い日々を送る我が家。クリスマスもハロウィーンもどうもしっくりこない。子どもの頃はクリスマスは一大イベントだったし、そういう家庭の暖かい行事をバカにするつもりは全く無いのですが、まあ、この年で子どもも居ないのであれば、あまり意味は無いですね。
しかし、どうしても毎年やってしまうのが、NHKで放映されていた「ポワロのクリスマス」を観賞すること。大富豪の老人シメオン・リーがクリスマスに首をかき切られて殺されてしまう。この性格のひん曲がった老人に呼び出されていたポワロはそのまま依頼人を殺害した犯人を探すはめに。要所要所にクリスマスソングが流れるこのドラマは殺人事件を扱っているわけなので決してただ心地よい話では当然無いのだけれど、観てて楽しい。ウェールズの妻の田舎で歌さえ歌っていればいいという連中の中で一人ぼっちのジャップ警部とか。
リーさん一家もクリスティの小説で出てくる金持ち家族でありがちだがなんだか好感が持てなかったんだけど、最近は結構、そうでもない。
今ではこれを観るとクリスマスだなあ、と感じるようになった。従ってこれを観ないとクリスマスじゃない、という風にもなりつつあるのかも。
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