味覚の話
前も書いたと思うのだが、味覚というのは変わるものである。
昨日、東京は白金台にあるチョコレート屋さんから取り寄せたというチョコレートを頂く。
それが所謂ミントチョコレートだった。
私の味覚は極めて保守的で、オレンジチョコレートも嫌いだったし、ましてやミントチョコレートなんてもっての他だった。
それがいつの間にか、どちらも結構好きな味になった。
昨日食べたミントチョコレートも思わず取り寄せたくなる味であった。
ピーマンからはじまり、酒、山菜、青魚の刺身などありがちな自身の成長に伴って好きになるものはまあ、「当たり前」として受けとめたくなるのだが、オレンジチョコレートやらミントチョコレートなどのようなある種些細な味覚の変化というのはなんとも興味深い。
「あるひはsheepといふ男はどこかでなにやら別の生き物と入れ替わって今に至るのやも知れぬ」とまるで諸星大二郎的な世界に思いを描きたくなるわけでもないのだが、しかしつくづく味覚というものは興味深い。
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コメント
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投稿: Cheap Chloe Bags Clearance | 2014-07-08 23:50