バナナ。
何やらダイエット本がきっかけでバナナが品薄らしい。近所のスーパーでも品切れが続いていた。
昨日は買えたようでこれは需要に供給が答えられるようになったということかもしれないし、ブームに陰りが生じたということかもしれない。
仮にブームに陰りが生じたからだとすると、近所のスーパーでバナナが姿を消したこの1ヶ月でダイエットに成功した類い稀なる才能を持った方々がたくさん居ることを意味するのかもしれない。
バナナ、なんと素晴らしい食品だろう!たった1ヶ月でバナナを不要にするほどに速やかに体をスリムにしてくれるのだから!これで恐らく日本中のメタボリック症候群に関連した多額の医療費の削減に成功したのだ!
無論、あくまでこれは仮定の話であり、もしかしたら単に極めて飽きやすい人々はたった1ヶ月ほどでろくな効果も生まれぬうちにバナナに飽きてしまったに過ぎないという可能性もなくはない。
だが果たして本当にそうだろうか?これまでいくつものブームに踊らされてきた人々がまたも踊らされる。そんなに人々は愚かだろうか?人間には無限の可能性が秘められている。生命の頂点に君臨していると自認する我らはその奇跡的な進化の過程で「学習する」ことを身につけたはずではないのか?
我々、生命の優良種たる人類は、きっとまた新たな奇跡を生み出したに違いない。つまり我々はバナナを朝食とすることで、たった1ヶ月でダイエットに成功できるまでに進化したのだ。
コメント
この記事へのコメントは終了しました。
バナナが消えたというのを聞いて、
ココアだ寒天だ踊らされるのがみんな好きだなぁ、
と思ったのは僕だけではあるまい。
投稿: たこすけ | 2008-10-09 07:49
そうしてこの記事になった次第でして。
投稿: sheep | 2008-10-10 22:43