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2008-07-31

UDON

最近はレンタルビデオショップで借りたビデオをちゃんと観ている。これは快挙といえる。大体都合がつかず観ずに返却、ということが多かった。

んで、「UDON」。うどんブームも落ち着いた今だから観たかったとも言えるし、旧作になったから観たとも言う。
しかし、良いですな。ユースケ・サンタマリア、トータス松本、小西真奈美、鈴木京香、木場勝己、小日向文世など。脇を固める役者も多彩。物語も楽しい。
物語の核は麺通団と1軒の小さな製麺所。小さな2つの「奇跡」を描く。
しかし、あれだ。図らずも物語で描かれる通り、うどんは「どん!」と画で観せられるより、テキストの方が食欲が湧く。
作中何度も何度もうまそうなうどんが出てくるがあまり食指が動かない。「シコシコとした歯触り」とか「ぷんと漂うだしのにおい」とか、「私の顔より大きなげそ天を頬張る」とか「ゆがきたてのうどんにじゃっ、と生醤油をかけ、ずずっとすすりこむと」などとテキストで読む方が私のうどん欲を掻き立てる気がする。うどんは想像することを楽しむ食べ物だと言えまいか。うどんの画自体は実にシンプルなものでどの店もさほどは変わらないわけだし。だからこそあの香川で食べるうどんの蠱惑的な麻薬のような魅力。いくらでも食べたくなり、一度体験したら何度でも行きたくなる陶酔感。これは画ではなかなか表現できまい。ちなみに私は香川でうどんを食べた経験がないのだが。
また同時に、うどんをうまそうにすすりこむのもなかなかに高度な技術を求められる。この点においても映画の難しさを感じた次第。思えば「食」に主眼を置いた映画というのは難しいもんである。
それでも映画としてはこの作品は実に楽しめた1作だった。役者も良く、テンポも良い。ユーモアと暖かさのたっぷり利いた作品。

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コメント

たしかに。僕もうどんツアーやったんですが、
絵面的には大して変化がないんですよね…

それをあれだけ面白おかしく書ける麺通団はスゲィと思います。

どれだけうどんが好きか、それがテキストに滲み出るんでしょうねぇ。
でもたこすけさんのテキストもいつもすばらしいですよ。テキスト付の写真はやはり良いもんです。

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