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2007-10-10

『ミルトンのアベーリャ』

辻井南青紀 講談社
幸太郎と英世という少年たちがいる。
中学でひどいいじめにあっている。
斜に構えているので、誤解されやすい。誤解されても特に
気にはしていない。
夏生とミチルという少女がいる。見た目はきれいだが
きつい性格のため、他に友達はいない。
英世は母親が宗教にはまり、それに付き合って行方を断つ。
夏生とミチルはふざけている時に車に衝突し、ミチルは
意識が戻らぬままとなる。
英世を失った幸太郎はミルトンという少年と出会う。
日系ブラジル人で、幼い頃、家族と日本にやってきた。
二人はユニットを組む。幸太郎は優れた技術と才能が
あったが、ミルトンの作った1曲に打ちのめされる。
「アベーリャ」と名付けられたその曲は、しかし二人の
運命を翻弄する。

氏特有の展開は誰を幸せにするものでもなく、ただ物語は
進行し続ける。
人々は傷つき、あるいは死に、あるいはただ舞台から退場
していく。その先は結末というべきかどうか。

人々の衝動や怒り。虚無感。
そんなものが積み重なった物語。

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