つれづれなるままに。
今日は2時間ほど会場誘導。最初の1時間は平穏に過ぎたが、雨が降り出す。
しかも傘をとりに行こうにも無理のある距離(片道バスで10分)。やむを得ず、
ひどくなる前にコンビニで購入。救いは降り続けたこと。無駄にはならなかった。
今日は祇園祭りのハイライト・宵山。四条界隈ではここぞとばかりに人々が
「ええじゃないか、ええじゃないか」と踊り狂っていることだろうが、恐れを知らぬ罪も
穢れも知らぬいたいけな少女たちが無謀にもこの祭りに挑むらしく、私が佇む前を
横切っていく。
その中に年不相応に上品な柄の浴衣を着た小学生らしい二人組がいる。
待ち合わせていたらしいもう一人の少女が来るとその二人に劣らぬ上品な柄の
浴衣を着た少女が合流する。すると二人は彼女の浴衣を「かわいいやん!」と
ほめそやす。
普通の小学生ならなかなかわからないような上品な柄だが、さすがは生まれ
ながらの京女はわびさびを解すのも早いようで。京女の末裔たる彼女らなら、
あの奇怪極まりない祇園祭りもものともせずに渡り歩くことだろう。
かと思えばありえないくらい下品な柄の幼女たちが連れ立って駅へと向かう。
むしろそちらの方がほっとしなくもない。
帰宅途中のローカル電車で、鞄から原稿用紙を学生さんが取り出す。
「作家志望かな?」とちらっと見てみると授業の課題らしい。今どき珍しく
手書きのレポートらしい。
なんとなくうれしくなる。
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投稿: Isabella | 2014-01-22 10:19