宇多田ヒカルが嫌いになった瞬間。
電車にて。けたたましく携帯電話でおしゃべりをし続けるけばいおねえさん。
17,8歳くらいか。悲しい年齢である(意味はない)。
相手は恋人らしくしまりなく話し、やかましく笑う。電波状態が悪く、途中で切れても
かけ直す。
とうとう、となりの奥様は向かいの離れた席に移動した。私も思いっきり苦々しそうに
向かいの席で見ていた。
永遠のように思えた時間が過ぎ、ようやく彼女が降りようとしたまさにそのとき。
とても情感豊かに宇多田ヒカルが最新曲を大音量で歌い出した。
件のおねえさんの携帯である。
そのとき私はなんの恨みもない宇多田ヒカルへの憎しみがふつふつと湧いた。
もちろん、単なるおっさんの言い分である。
聞き流して頂けたらありがたい。
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