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2007-01-12

破壊型イノベーション?

NHK教育テレビ「ビジネス未来人」を観る。
朝刊の紹介でなんとなく観たかった。

福井県の傘職人・橋本平吉さん。
元は農家だったが、減反政策に疑問を抱き、現金収入が欲しくて
高級傘メーカーの下請けとして仕事をはじめる。
その後、顧客の要求に応えていくうちに今では傘メーカーとしては
珍しく売り上げが伸び続けているオーダーメイドの傘メーカーとなった。
非常に気骨のある方なんだろう。
たとえば雨音がきれいに聞こえる傘。
あるいは濡れにくい傘。この傘はトヨタのレクサス部門から大量発注を得た。
濡れた傘で車内を汚したくないドライバーの要望に応えるためのセットとする
ためだ。
あるいは和傘のような趣の洋傘。和傘の紙は破れやすいため、日頃、着物を
着る20代の女性からの要望で作ったものだ。布地の色合いは十二単と同じ
色。柄は漆塗りである。漆塗りは福井県鯖江市の漆職人との共同作業となった。
前述の濡れにくい傘も福井県の繊維工場との合同作品だ。

さらに十年以上、素材となった布なども残し、1本1本の顧客データも管理。
番組中でも5年前に購入した東京の女性のために同じ布、同じ型紙で破れた
傘を修理していた。

たまたま、今、クレイトン・クリステンセン、マイケル・レイナーによる著書
『イノベーションへの解-利益ある成長に向けて』という実に愉快な本を読んでいる
のだが、相互依存アーキテクチャからモジュール型への移行による技術の成長と
持続型イノベーション、顧客の用事の適切な把握、などといった内容を読んでいた
ので、なんだか実に理にかなった取り組みに見えた。

まあ、そんな理屈は置いておいても、観てたらこの人の傘、ほしくなるわ。
前に東京青山の福井県のテナント「291」(語呂です)でやたら高い傘を売って
いた気がするが、きっとこの人の作品なんだろうな。

福井県の底力、見せていただきました。

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