カポーティと村上春樹
読売新聞8/19 緩話急題-文化部・尾崎真理子
トルーマン・カポーティの『冷血』と村上春樹の『アンダーグラウンド』を重ね、
世田谷一家殺人事件から、1959年の米・カンザス州での農場経営者一家
惨殺事件、地下鉄サリン事件へと話は続く。
『冷血』は1959年の事件に際して隣人、刑事、犯人2人の話を聞き、死刑執行
を見届けて完成させたそうである。カポーティはこの作品以降、長編を一冊も
書けなくなったそうだ。
地下鉄サリン事件の関係者にインタビューを試み続け、『アンダーグラウンド』
と『約束された場所で』を書き上げた村上春樹を小島信夫氏は「カポーティが
乗り移ったような顔」と評したそうだ。彼はそれを乗り越え、その後も作品を
書き続けている。
・・・という風な流れの内容である。
いろいろと思うところがあるが、どうもこの件、陳腐な言葉しか出てこない。
とりあえず、この尾崎さんのコラムには大いに感銘を受けた、ということで。
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コメント
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投稿: Ariana | 2014-01-23 05:48