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2006-05-15

たまにはまじめなパオロ・マッツァリーノ。

人におもしろおかしく話を伝える人という意味で私が尊敬してやまないのは、
村上春樹氏、向山貴彦氏、森見登美彦氏、そしてパオロ・マッツアリーノ氏の
4方である。とにかく時に爆笑させ、時にくすりと笑わせる。妄想と現実の狭間で
どこまでが嘘で、どこまでが本当かもわからない非常に面白い文章を書かせると
なると私は文句なしにこの方々をお薦めしたいし、私も少しでもこういった方々に
近づくことができれば、と日々念じ続けているが、念じるだけではどうにもならない
のが世の厳しさである。

さて、そのお一方であるパオロ・マッツァリーノ氏。
今回はまじめにリベラルな社会について論じられておられる。

大事なのは、見ず知らずの他人に向かって自分の権利を主張できるかどうかです。それができるのが、真のリベラルな社会ですし、その実現には、やはり一人一 人が、どっかの元代議士じゃないけど、身の回りの小さなことからコツコツと実践していくしかないのです。他人のこどもを叱ることすらできない人は、リベラ ルを名乗ってはいけません。

日頃は、冗談と真剣さをうまく組み合わせる彼がここまでストレートに社会について
語られるのも珍しく、しかも語る内容も大いにうなずくとともに、己を恥じたくなるよう
な内容で、さすがはパオロ氏よ、とますます尊敬の念を深めた次第。
ぜひともご覧頂き、私とともに彼の意見にうなずいて頂ければと思う次第である。

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コメント

なかなかに他人の子供を叱ることは出来ません。
しかし、それって重要なんですよね。
親には甘えてしまうが、
知らない人から怒られると本当に怖いし、
それが間違っているという事がわかれば、
子供もバカじゃないので学習します。

僕も結構叱ってもらったなぁ。

他人の子どもも、他人も叱れません・・・。
他人に怒られるって、すごく大事ですよね。
そうやって、子どもは社会を学んでいくのかも。
そういう意味でも、まずい世の中だし、私自身
もまずいなあ・・・と思うのですが。
叱れないですねえ・・・。

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