機械抽出のコーヒーとMP3プレイヤー
味覚も聴覚もお粗末なのだが、音楽をする人に言わせると
MP3プレイヤーの圧縮した音はまだまだ薄っぺららしい。
薄っぺらな音楽とはなんなのか。
音楽は、音階と音とリズムでできているのだろう。リズムと音階は
変わらないのだから、あとは音に問題がある。正直なところ、ヘッド
フォンやスピーカーが同じであれば、CDか圧縮ファイルかの違いは
私には区別がつかないだろう。しかしMP3プレイヤー単独であれば、
確かに音に深みのようなものが欠けているかもしれないな…とも思わ
なくもない。アナログレコードと違いCDは人の聞き取れない音域を
省略しているそうで聴く人によってはその違いがわかるそうだが、私には
それもまた無理な話だろう。
今日、機械抽出のコーヒーを飲んだ。ボタンを押すと豆がひかれて、
抽出もする機械だ。この手のコーヒーでままあることだが、苦いだけで
妙に薄っぺらい味のことがある。何が足りないかは私には到底説明
できないが、なんとなく、まずい。
もしかしたら、MP3プレイヤーの音に深みがないという人の感覚は
そういうものなのかもしれない。
でもお手軽にたくさんの音楽を持ち歩けるMP3プレイヤーの力は計り
知れないし、聴覚がお粗末な私としてはそれだけで十分なわけである。
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コメント
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そーなんですよね。
イヤフォンで聴いたらわからないけど、
大きいスピーカーで聴くと音圧というか、
腹に響くところが省略されているというか。
まぁしかし、
味覚に関しては、
利きビール大会をみんなでやったとき、
散々な結果だったし、
大きなことは申せませぬ。
投稿: たこすけ | 2006-05-10 22:53
私、まだまだわかってねえだろうな・・・と
思いながらも、なんとなく少しはわかって
来てるのかなあ・・・と。
まあ、味覚も聴覚も本当にお粗末ですが。
投稿: sheep | 2006-05-10 23:02