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2006-05-22

夏が近付くにつれ。

男女とも露出度が高くなり、ついつい女性の胸元などに目が行きがちである。よくよく考えてみると、あんなものは肉の塊に過ぎないし、食べられるわけでもないそんなものに欲情するというのもなんとも馬鹿げた話であるが、ではお前の股間についているものはなんなのか、と言われれば返す言葉もない。
いっそ、人類から欲望なんてものを奪ってしまえばどれだけ世界は平和になるか、などと考えてみるものの、争わず、憎まず、奪わず、愛さずとなると、人類は停滞の果てに自滅するのは自明の理であるが、では坊主は一体なんなんだ、ということになる。欲望を排除する仏門は人間の見本のような顔をしているが、あれこそ、人類にあってはならない姿ではないか、ということになる。
だが、あの姿はともすれば過剰になりがちな人類の欲望を抑えるためにある、という考え方ができる。汚れなき彼らの姿を見て、己を恥じ、律するためにあるとすればまさに彼らは人類の防人ではないか。

自己浄化ではなく、他者の平和のために彼らがいるとすれば、表向きの姿でもよい、という考え方もできよう。どんな破戒僧でも、欲を断って生きているように見えればそれでよいではないか。それでも立派な防人たれる。

もちろん、人間というものは地が出るものである。裏表を持たずに欲を棄てきれれば、一番よいわけであるが。

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コメント

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