ときどき思い出す詩。
出会いは、士貴智志の『神風』(講談社)。
マリー・ローランサン「鎮静剤」 堀口大學訳
退屈な女より もっと哀れなのは 悲しい女です。
悲しい女より もっと哀れなのは 不幸な女です。
不幸な女より もっと哀れなのは 病気の女です。
病気の女より もっと哀れなのは 捨てられた女です。
捨てられた女より もっと哀れなのは よるべない女です。
よるべない女より もっと哀れなのは 追われた女です。
追われた女より もっと哀れなのは 死んだ女です。
死んだ女より もっと哀れなのは 忘れられた女です。
最近の引用はもっぱらこちら。子どものための美しい庭
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コメント
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捨てられた女とよるべない女がちょっとカチーン(--)
まあ、堀口大学の頃だからしょうがないのかな・・・。
よるべ、なくても立ってればいーじゃん。とか思うので。
・・・男に置き換えてみませう。
退屈な男より もっと哀れなのは 悲しい男です。
悲しい男より もっと哀れなのは 不幸な男です。
不幸な男より もっと哀れなのは 病気の男です。
病気の男より もっと哀れなのは 捨てられた男です。
捨てられた男より もっと哀れなのは よるべない男です。
よるべない男より もっと哀れなのは 追われた男です。
追われた男より もっと哀れなのは 死んだ男です。
死んだ男より もっと哀れなのは 忘れられた男です。
いいかも(笑)
満足しました。
投稿: 翔風 | 2006-04-28 22:39
まあ、言うても、マリーローランサンは女だし。
堀口大學よりも彼女の原詩が問題なわけで。
でも、自分に置き換えてみると結構、考えさせ
られる詩ですね、たしかに。
投稿: sheep | 2006-04-29 00:41
Great job here. I very like this article.
投稿: Chloe | 2014-01-24 16:17