2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ

メインサイト

« ネタがないときに。 | トップページ | おや。 »

2006-01-18

死に逝くものの話。

宮崎勤被告の死刑が決まった。
こういう重い事件はできる限りコメントを避けているのだが、
オタクと呼ばれる人間が少女を誘拐する、さらに殺害する
という事件はどうしても意識せずにはいられない。
私もオタクだし、他人とのコミュニケーションを得意とするか、
といえばどちらかというと苦手だ。
ましてや、成人女性とのコミュニケーション(恋愛レベルにおける)
の能力といえばおそまつなものだ。
宮崎勤被告の犯行は昭和63年ごろからのことだそうで、私が
10歳か,11歳の頃だろう。もう18年前のことだが、強く印象に残って
いる。その後、段々とオタク化し続けた自分と、この宮崎勤という
男をだぶらせることは多々あった。絶対、ああはなるまい、と思い
ながらも下手をすると、いつかはああなるのではないか、などと
本当に恐ろしい思いが常にあった。
こういうことを思うオタクは多いだろうし、遺族や関係者がもしもどこかで
同様の文章を眼にすれば、オタクと関連ビジネスにうごめく連中を
殺したくなるだろうと思うし、そうでなくともオタク文化をもてはやす
さまをご遺族の方々は非常に複雑な思いで見ていると思う。

この間、読売新聞だったと思うが、宮崎被告が手が不自由だったため、
成人した女性との関係を絶望視していたといった文章を読んだ。
ちょうどその頃、全盲だけどバイタリティあふれる女性が自分のカウンセラー
の医者と付き合っているという話をその女性の友達から聞いて、並べるのも
とても失礼な話だと思うけど、思わず双方を思い出した。
私がもしも何か体が不自由であったなら。それ以外は今と同じ流れで
生きてきたら。私はどちらの人生を歩んでいたか。宮崎被告のような
人生を送っていそうだな・・・と思った。

今朝の読売新聞で大塚英志がこの件を書いていた。
最初の印象は予想以上に肉付きがよいな、ということだったが、彼は、
宮崎被告の部屋に積まれたビデオの中で性的、猟奇的なものはごくわずかで
また、宮崎アニメのことも宮崎被告が気に入っていたことを書き、オタク=犯罪者
的短絡的な物言いへ一石を投じた文章を書いていた、と記憶している。

かと思えば、帰りに寄った古本屋で黒鷺死体宅配便という大塚英志原作の
漫画の第2巻を読んでいたら、刑を執行され遺体となった元死刑囚を蘇生させ、
遺族がリンチして再度、殺すという話が載っていた。
ということで大塚英志をどうこう取り上げるのはこの内容にいささかずれを生じ
させてしまっているが。

キリストは姦淫を犯した女性を投石で殺そうとしていた民衆に対し、
この中で罪を犯していないものが石を投げよ、といったそうだ。

別にキリストと自分を並べるつもりもない。ただ、オタクである自分のことを思うと、
その己を棚にあげて宮崎勤を全否定はできないのだ。
宮崎勤にはなるまい。そう己を戒め続けるしかない。

« ネタがないときに。 | トップページ | おや。 »

コメント

僕もかなりオタクではあるんだけど、
ま、大丈夫じゃないのかな、
なんて楽天的に考えています。

何故なら宮崎勤や他の犯罪者を見て、
被害者の思いってのを想像する事ができるから。

それを想像できるなら、
欲望が罪の意識を乗り越える事はないと思います。

日本の警察は優秀だから、
悪い事してもすぐ捕まっちゃう、
っていう犯罪抑止力が強いってのもあるんですがw

たしかに。

ついついネガティブなことを考えちゃうので
ときどき、不安に陥りますが。

現実的に地に足のついた日常を送り続ければ
大丈夫、そう思ってます。

sympa mais aujourd’hui” il faut “a visiter mon site immobilier

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105683/8224166

この記事へのトラックバック一覧です: 死に逝くものの話。:

« ネタがないときに。 | トップページ | おや。 »

最近のトラックバック