非営利組織の経営 原理と実践
『非営利組織の経営 原理と実践』P・F・ドラッカー
上田惇生+田代正美 訳 ダイヤモンド社
この間、誕生日に義父から頂いた図書カードで購入。
大学職員なんかやってると、どうしても非効率的なシステムとか
そういうのが気になってしまうのだが、そこらへんの悩みを癒してくれる
1冊。ある意味、非常にうちの組織はだめな非営利組織の典型を地で
行っているということを実感。ありふれた組織ということで、決してうちが
異常ではないのだろうと思う。ある種、気が楽になる。
ドラッカーさんは経営者向けの本を書いていると思うし、私のような
しもじもが読んだところで実践できる部分も少ないのだが、でも、組織に
属する人間の多くがこれを読めば組織もよくなるのではないかと思う。
今回は、同氏は様々な優れた非営利組織の経営層と対談を行っている。
それはそれでおもしろいのだが、でもやはり氏の言葉をもっと読みたい。
まあ、そんなわけです。良書。
そういえばドラッカーさんの学会が世界ではじめて日本でこの間発足した。
氏の亡くなった直後。発足を準備していた人々もこれは辛かっただろう。
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コメント
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組織を一気に変える事は難しいというか、
不可能な事ではあるんだけど、
それを意識して改革していこう、
と職員一人一人が考えてみれば、
少しは前進するでしょうね。
まずは意識改革から、ですね。
投稿: たこすけ | 2005-12-03 01:23
多分、大学って組織は立て直さないとまずい
非常に末期的な組織なんでしょうが、その分、
非常に厄介なんですよね。少しでもよくなりゃ
いいんですが・・・。毎年、組織に絶望して、
何人も人が去っていきます・・・。
投稿: sheep | 2005-12-04 22:34