2017年7月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ

メインサイト

« 栞と紙魚子 | トップページ | 911。 »

2005-09-10

歩出夏門行。

先日、どうでしょう本をみるもりさんと読んでいると、うれしーの文章が
堪えたようであった。曰く、人は自分の財布の中身をしっかり見ておいた
方がよい。30円しかないのに2万円のものをほしいと思っても買えない。
自分の才能に早く気づくべきだ、そうすればその金額に見合った精一杯
をがんばればよいのだから、という前向きなんだか後ろ向きなんだか、
よくわからないことを氏はおっしゃる。多分、前向きでも後ろ向きでもない
んだと思う。いつも自然体な気がするから。
で、とっても後ろ向きになりがちなみるもりさんは後ろ向きなことを仰る。
で、私は蒼天航路を毎度のことながら思い出してた。
石徳林と曹操との問答のシーン。
「何ももたない」「人を慈しむ」「人の先に立たない」この3つの宝を得て
私は死ぬ、という石に、曹操が俺とは全然違う、という。しかし石は、
「だがいっしょだ。」「自分が生きる力に一点の疑問も抱いたことがない」
といい、そして石は水と戯れる。曹操は歩出夏門行を詠いながら去って
いく、という場面である。その詩の全文はここのサイトの紹介が非常に
おもしろい(何様ランド)が、省略すると、「志在千里 烈士暮年 壮心不已」
という箇所が有名でよく引用される詩である。どんな長寿を誇る生き物も
いつかは朽ちる。しかし駿馬は千里を思い、烈士の晩年も壮心は已まない。
といった意味合いで、要は年老いてもがんばろうぜ、という詠み方のできる
詩である。

まあ、うれしーの言うことも一理あるんだけど、若いうちは少なくとも20代は
がむしゃらに自分の財布の中身も見ずに行きたいなと、思うわけである。
そのくせ自分は10代から若年寄で、今や立派なじじいだけれども、気持ち
だけはこういう方向で生きていきたい、そう思う。
それにしても上述のサイトで多分、初めて歩出夏門行の全文を読んだけど、
よい詩だ。こんな詩を書く人間ってすごくいいやつじゃん。
先日、飲みたい歴史上の偉人は?てなニュースがあったけど、曹操なんて
言葉が通じれば非常に愉快な飲みになると思う。ただし、演義では酒乱の気
があったけど。
「龍馬」が1位に=飲んでみたい歴史上人物-アサヒビール調査
(時事通信) - 9月9日19時1分更新

« 栞と紙魚子 | トップページ | 911。 »

コメント

Rattling clean internet site , thanks for this post.

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/105683/5879314

この記事へのトラックバック一覧です: 歩出夏門行。:

« 栞と紙魚子 | トップページ | 911。 »

最近のトラックバック