F.S.S.のこと。
バランシェ家はクロームの代で血が途絶えたようだがそれまでの代が血がつながっていたのはリチウム(だったか?赤子のソープを診察したのは)の顔を見た限りでは確かなようだ。不思議なのは桜子やシルバー・バランシェの代のファティマのスペックが、クローム・バランシェやモラード・カーバイトの代程の化け物じみたものではなさそうなことだ。シルバー・バランシェはクロームからマキシの開発を引き継ぐだけの能力を有していたにも関わらず、あのクロームの異常なスペックのファティマを開発できなかったという事実は不思議だ。
ただ、魔導大戦中、囚われの身であったようだし、純粋に研究に没頭できなかったということもあろう。さらに先代はファティマの体による肉体的な延命を行っていたのだし、まあそい考えると他の追随を許さないのはごく当たり前かもしれない。そう考えると生身で張り合ったモラードはすごい。バランシェを狂人という人がいたようだが、ラキシスに出会ったあとのモラードが人生を狂わされてタワーを生み出したという(そうも見えないが)事実もさらに重ね、ようは異常なスペックを生んだ天才は狂気と紙一重ということか。
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